2017/07/06
株式会社チェンジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:神保 吉寿、以下 チェンジ、URL: http://www.change-jp.com/ )は、ビッグデータ事業と海外進出支援事業の連携サービスとしては日本で初めて(※)、ビッグデータ・IoT関連領域でビジネス拡大を狙う日本企業向けに、インド企業の紹介およびM&Aを支援するサービス提供を開始しました。
※本リリース時点 チェンジ調べ(インドのビッグデータ・IoT企業専門サービスとして)
■サービス提供の背景
日本におけるビッグデータ・IoT市場は導入期から成長期に突入し、大手IT企業、SI企業によるビッグデータ関連ソリューション企業との提携やM&Aが進みつつある一方で、ビッグデータ・IoT人材の不足が顕在化しており、海外でのリソース調達が不可避な状況と言えます。
米国の動向をみると、昨年後半以降、FacebookやGoogle、Yahoo!などの大手ウェブ企業がインドでのソフトウェア開発を手がけるスタートアップの買収を進めており、今後は日本企業も同様の提携やM&Aを推進することが予想されます。
■紹介から契約締結までワンストップでサービス提供
チェンジの海外進出支援サービスは、これまでのインド市場におけるコンサルティング業務を通して培った、インドビジネスに対する深い知見や幅広い人脈を基礎とした上で、インドでのパートナリングや情報ネットワークを通した「ビッグデータ・IoT関連企業」のデータベースを独自に構築しています。
一方、チェンジのビッグデータサービスは、国内において日本企業向けにビッグデータ活用コンサルティングから人材育成までをカバーしています。
これらの2つの事業が連携することで、インドにおける優良企業の選定、紹介、デューデリジェンス、M&A、合意後の統合検討に至るM&Aプロセスを総合的に支援することが可能になります。
今後の展開として、チェンジは、2015年度に、100社程度の現地企業の紹介、5社の提携実現を目標とし、日本企業のビジネス拡大に向けたM&A支援サービスを、豊富な経験やパートナーシップを通じて実現するそうです
インドにおけるビッグデータ・IoT関連企業とのM&Aについて、チェンジ 海外進出支援サービス 木澤真澄氏は「私たちはインドにおける法律、会計など、現地の有力法律事務所やM&Aアドバイザリーファームと提携し、ワンストップでのサービスを提供しています。よって、商習慣や法制度の違いに手を煩わされることなく、スピーディーにM&Aが行えます。また、4月中旬頃までに、インドにおけるIoTおよびビッグデータの市場概況や有望企業情報を日本語でデータベース化し、有益な情報を提供していく予定です。」とコメント。
■ビッグデータ・IoT業界におけるインドへの期待
先日、ビッグデータマガジンでも、ランナーへのアドバイスセンサー機能付き靴のインソール(中敷)開発を行うインドのReTiSense社の取り組みを紹介したところ、大きな反響がありました。
【関連記事】IoT先進国インド発! 靴の中からランナーの悩みを解決
https://bdm.dga.co.jp/?p=2323
他にもビッグデータ・IoT関連の新興企業はインドに多く存在しています。
たとえば、CarIQテクノロジーズは、車を簡単にインターネットへ接続するデバイスを開発。運転席の下にあるポートに接続させたデバイスからデータを収集し、そのデータをもとに車の修理状況などを把握できるそうです。
CarIQテクノロジーズ
http://mycariq.com/
ビッグデータ・IoT人材不足が課題となる中、優秀なIT開発人材が集まるといわれるインド企業との業務提携およびM&Aにより人材を確保することで、ビッグデータ・IoT関連サービスのさらなる実現に期待が寄せられます。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社チェンジ
担当:
海外進出支援サービス: 木澤(きざわ)、田中(たなか)
ビッグデータサービス: 高橋(たかはし)、土本(つちもと)
代表電話: 03-6435-7341
お問い合わせ: info@change-jp.com