2017/07/06
株式会社ナビタイムジャパンは2017年10月2日より※携帯カーナビプローブデータを用いた新たな道路交通分析システム「道路プロファイラー」の提供を開始したことを発表した。
ナビタイムはナビゲーションアプリ・サイトの運営と開発をしており、通勤通学に必要な交通機関の情報はもちろん、車で移動する際の“カーナビ情報”も提供している。
今回提供される「道路プロファイラー」では「カーナビタイム」「NAVITIME ドライブサポート」などのカーナビアプリから取得したプローブデータとアプリ利用者の属性情報を利用し、全国の道路状況の把握と分析、走行車両の属性分布を集計・可視化することが可能となる。収集するデータは、同意を得たユーザーのみ対象とし、GPSを利用して1~6秒間隔で取得された車両ごとの走行実績データである。これらのデータは匿名化された上で、プロープデータとして分析に利用することが可能となっている。
取得された情報はWeb上で利用できる。分析したい道路情報や欲しいデータの集計期間を自由に選択でき、かつ高速で分析を行う事が可能なので、より詳細な交通状況を手早く、直感的に、インタラクティブに把握することが可能になる。
【分析事例】
また今後も分析パターンや機能は拡張していく予定で発着地(OD)分析なども利用できるようになり、マーケティングへの活用も可能になる。
オリンピックを控えた日本の公共・道路交通をいち早く分析し、訪日外国人や国内ユーザーに最適な交通情報の提供が期待される。