2017/07/06

これまで、「性能比較」というタイトルでGCP(Google Cloud Platform)とAWS(Amazon Web Services)の比較記事を掲載してまいりました。
今回も、これまで同様、吉積情報株式会社協力のもと、新たにMicrosoftのAzureも加えた計測結果をご紹介します。
では、3サービスの測定結果をさっそく見てみましょう。
*本記事はGoogle Apps やGoogle Cloud Platform 製品について紹介するブログ「APPS-GCP.COM(http://www.apps-gcp.com/)」からの寄稿記事を、ビッグデータマガジンで一部編集しております。
■今回の測定結果(07月01日18時頃取得)
計測にはUnixBenchを使用。 ※課金額は1ドル=120円として計算(課金額の計算方法はこちら)。
■過去の測定結果推移
5/27からディストリビューションがRHELからUbuntuに変更となっています。
課金額(下記グラフの棒グラフ)が極端に下がっているのも、追加料金が加算されるRHELではなく基本料金のみで利用できるUbuntuに変更した影響です。
※課金額は1ドル=120円として計算。 項目別の詳細な結果はこちら。
■測定方法概要
- 測定ツールはUnixBench
- GCEおよびAWS EC2で下表のVMインスタンスを作成
測定方法詳細はこちら。
吉積礼敏 (よしづみ あやとし)
1976年7月 徳島県にて生まれる
1999年3月 東京大学工学部を卒業
1999年6月 アクセンチュア(旧アンダーセンコンサルティング)入社
2005年9月 吉積情報株式会社を設立
2012年1月日本国内のGoogle Apps代理店としては初めて、Google Apps Certified Deployment Specialistを取得
2014年3月 日本人として初めてGCPのQualified Developer5種目合格
2014年7月『Google Compute Engine入門(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス出版)』執筆