2017/07/06

弊誌(ビッグデータマガジン)編集長で、株式会社チェンジ取締役 高橋範光が、2015年10月29日に「道具としてのビッグデータ ~最適解を導き、成果につなげる8つのルール~」(日本実業出版社)を出版いたしました。
これまでに培ったビッグデータ活用のコンサルティング経験や、データサイエンティスト育成のための研修やセミナー講演経験を踏まえ、ビッグデータ活用で陥りがちなポイントや成功のためのノウハウが整理された1冊となっています。
この「道具としてのビッグデータ」では、ビッグデータが生み出す価値の整理や、プロセスの進め方を解説するとともに、ビッグデータ活用担当者がつまずきやすいポイントについて事例を交えながら“ビッグデータ活用を成功に導く8つのルール”として解説。
さらに、各種ビッグデータソリューションの紹介や、ビッグデータに精通するプロフェッショナルである株式会社ギックスの網野社長や、国際大学GLOCOMの中西崇文准教授への取材記事も掲載されています。
また、“ビッグデータ活用の裾野拡大”をスローガンに掲げる著者ならではの取り組みとして、Perfumeの技術演出を担当し様々な広告賞を受賞するする株式会社ライゾマティクスの真鍋大度氏や、回転寿司に画期的なビッグデータ活用システムを導入した元・株式会社あきんどスシロー情報システム部長田中覚氏へのインタビューなど、『ビッグデータ』にこれまで馴染みがなかった読者にも読みやすいトピックが収録されています。
著者である高橋は「ビッグデータや人工知能、ロボット全盛の未来が、ワクワクする世界になっているかどうかを決めるのは、それを創り出すわれわれ自身の手の中にあります。本書が、ビッグデータを正しく活用でき、良い選択、良い社会を作っていける礎、きっかけとなることを願っています」と本書の巻末にて主張。
今後誰もが自然と生活の中で触れることになる「ビッグデータ」という大きな社会の流れの中で、一人ひとりがどのように向きあっていくべきかという問いにヒントを与え、ビッグデータを活用したワクワクする世界を考えるきっかけとなる1冊だといえます。
(土本 寛子)