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日本のデータ利活用人材のスキル実態を明らかにする! ~データサイエンティストなどのデータ利活用人材全国スキル調査実施へ~

time 2015/05/14

日本のデータ利活用人材のスキル実態を明らかにする! ~データサイエンティストなどのデータ利活用人材全国スキル調査実施へ~

ITSS-DSなどIT関連人材のスキルを見える化などを行う、特定非営利活動法人 ITスキル研究フォーラム(略称iSRF:アイサーフ、事務局:東京都港区)は、データ利活用人材ワーキンググループを立上げ、全国のデータサイエンティストや様々なデータ利活用人材のスキル実態を明らかにする全国調査を開始することを発表しました。

iSRFの全国スキル調査は、1年に1度(6月~7月頃)にiSRFのホームページ上で実施されており、自由に参加でき、調査期間中はスキル診断システムを個人の方が無料で利用できるようになります。今年度のデータ利活用人材全国スキル調査も、6月中旬をめどにスキル調査が開始される予定。

利活用人材のスキル実態調査

iSRFのデータ利活用人材ワーキンググループ

https://www.isrf.jp/home/forum/working/index.aspより引用

 

スキル調査の項目設計、結果取りまとめを行うワーキンググループには、日本におけるデータ利活用の普及、裾野の拡大、データサイエンティスト輩出への貢献に向けて活動する「データサイエンティスト育成検討事務局」のメンバーをはじめ、SI企業、コンサル企業、分析企業、ユーザー企業など、ビッグデータに携わる有識者を始めとするメンバーが参画。既に数回の会合が開催されデータ活用に携わるメンバーが、様々な立場から意見を取りまとめます。

 

データ利活用人材ワーキンググループメンバー (クリックにて拡大表示されます)

データ利活用人材ワーキンググループメンバー
(クリックにて拡大表示されます)

https://www.isrf.jp/home/forum/working/index.aspより引用

 

DSC00545ワーキンググループの主査を務める株式会社チェンジ高橋範光氏は、「データサイエンティストが将来的に数十万人不足する見通しという話をよく耳にしますが、そもそもどこにデータサイエンティストが何人いるか誰も把握できていません。またその定義でさえ曖昧な状況の中で、一つのきまった尺度となる調査によって、現状を明らかにします。また、今後の育成指針につがなるような調査を行うことで、将来の人材不足という課題に対する解決策を検討していきたいと思っています」とコメント。2015年末を予定しているスキル調査結果の取りまとめに期待が寄せられています。

(土本寛子)

    

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