2017/07/06

年々花粉症患者が増えていると言われていますが皆さんはいかがでしょうか?
4月に入りスギ花粉は落ち着いてきているとも言われていますが、ソーシャルメディア上では3月の1ヶ月間、花粉や花粉症に対してどのような反応があったのでしょうか。早速みていきましょう。
■「花粉」に対する投稿数サマリと推移
—-主なできごと————————
・3/4,3/17 東京都福祉保健局公式Twitterアカウントから東京都内の花粉飛散状況に注意喚起を行う投稿
・3/11~3/12 楽天市場から加湿空気清浄機が抽選で当たるという投稿が大量拡散。花粉症対策の製品に需要が高まる中、楽天市場から加湿空気清浄機に関する投稿が7710リツイートされました。
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3/4は、今年に入って初めて「花粉が非常に多い」という予報が出され、SNS上でも大きな反響がありました。その後も、メンション数は花粉飛散予測(関東地区)と連動する傾向にあり、花粉の飛散状況が高い日にメンション数が増加するという反応が見受けられました。
しかし、3月下旬にはいると、花粉飛散予測が高くてもメンション数の急激な増加は見られなくなりました。花粉に対して、慣れてきたのか、もしくは諦めなのか。非常に興味深い傾向が見受けられました。
次に関連キーワードを見ると、
キーワードを見ると、ネガティブな投稿の割合が高く、『花粉で目の充血ひどい』といった花粉症の症状に対するものが多かったようです。
「ひどい」以外にも、起きている状況に対する投稿として、「多い」「すごい」「辛い」という投稿がありましたが、一番多かったのは「やばい」という若者言葉による投稿であったことはSNSならではであり、非常に特徴的でした。
また、薬の効果に関する投稿も多いことから、今後はこのような投稿から、時期や飛んでいる花粉にあった薬が判明すると、SNSの有効活用につながるかもしれません。
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このレポートは、株式会社テクノスジャパンと米国NetBase社が提供するサービス「Realtime Monitor by NetBase」をもとに作成されています。
「Realtime Monitor by NetBase」は、あらゆるソーシャルメディアの中から特定キーワードに関するつぶやき等をリアルタイムに集計・分析し、以下のサイトから無料で閲覧できます。
「Realtime Monitor by NetBase」
https://app.netbase.com/cb/pulse/viewers/brandPulse/brandPulseViewer.html?id=fd2d0816-3b6e-4449-b7bc-369de3f9d253
このWebサイトで閲覧できるキーワードは一ヶ月に一度変更され、現在は「新入社員」に関するソーシャルメディアの情報が閲覧できます(2015年4月24日時点)。
そしてこの「Realtime Monitor by NetBase」で約1か月間モニタリングした分析レポートは以下のサイトからダウンロードできます。
「花粉」に関するレポート
http://www.tecnos.co.jp/news/2015/150416.html
株式会社テクノスジャパン
テクノスデータサイエンス・マーケティング株式会社